なんとなくアジアブログ・流浪的魚

6日、ハーティエンより120kmのチョウドックに到着。

こちらの町はどうということはないけれど、フェリーで渡った対岸（Con Tien島）のチョウジャン村はムスリムの人々がサロンをまとって歩いているのが新鮮。一軒、寄ってゆけということでお邪魔したときの話では、彼らはマレーシア人で400年前にこの地にやってきたとか。現在4万人ほどこの近辺にベトナム人に混じって暮らしているらしい。普段はベトナム語で会話しているが、マレー語とアラビックの勉強は絶えず行っている。

ソイ・ユーと聞き取った。ひとつ2000ドン。砂糖を入れて炊いたもち米とココナッツ。かなり甘い。一度に３つが限界。

雨宿り中に入ってきたバイクのナンバーはカンポート・カンボジアナンバー。国境から約50kmほどの港町。ベトナム・カンボジア両国相互間は短期ならパスポートなどは不要で行き来できるらしい。（ラオスも）

ハーティエンから国境まで7km。一応出かけてみたが地形的には特になんでもない平地にポツンとあるような国境ゲート。周囲は撮影禁止。現在はこの国境を両国民以外は通行できないが、来年には開放されると聞いた。

カンボジア国境近くの海に面した小さな町、ハーティエン。ここにきて雨季らしい天気に。２日続きで曇り時々雨。時折豪雨。今朝（8/5）、ちょっとした晴れ間を狙って半乾きの洗濯物をホテルの屋上に吊るすも15分と持たずに土砂降り。あまりに早い天気の急変で、屋上に駆け上がるもすでにずぶ濡れ。

ヴィンロンから7kmほど。1997年にはまだ橋は存在せず、フェリーで渡っていたところ。橋の手前は高速道路のインターチェンジ風で、道幅もそれまでの2車線から4車線へ。サイゴン側に料金所があるがバイクはフリー。橋の真ん中で止まって写真を撮ろうとしたが警備中の警官に叱られる。橋の上は停車禁止らしい。橋はメコン川（前江）を跨ぐ。フェリーで渡った後江よりも川幅は狭い。