2006-2-28 21:32:56
地下鉄
カテゴリー:
カフカス(コーカサス)
旧ソ連圏の有名なワン・シーンでもある深くて長い地下鉄エスカレータ。
カフカス3国の首都にも同じ規格の地下鉄が存在し、それぞれ一番安い交通機関。運賃はバクー:250マナト(6.5円)、トビリシ:20テトリ(13円)、イェレバン:50ドラム(13円)。乗車前に窓口のおばさんからプラ製のトークンを買って、改札機に入れるだけ。どこまで乗っても同料金。
改札からホームへのエスカレータは地上駅や深度の浅い一部の駅を除いて必ず3基設置されていて、うち常時2基が稼働。残り1基は保守・点検や故障時の予備。確かにこの高低差をエスカレータなしで登るのはかなりキツそうで高齢者だと命取りになりかねない。
薄暗いホームに降りると、まずどちら方向に乗ればよいか迷う。バクーは駅名も路線図も判断できるが、トビリシ・イェレバンは独特の文字なので判読不能。英語併記はない。
やってくる電車はどれもブルーグレーに塗られた少々古い車両。ちょっと気になったのはドアの閉まり方。途中で1クッションおいたりせずに、一気に勢いよくバン!と閉まる。挟まれたら骨が砕けそう。それでもかけこみ乗車する人は多く、ドアに挟まれても、負けじと力任せに押し開ける光景をよく見た。中には閉まるドアに靴の先を突っ込んでから、すき間を両手でこじ開けるという強者も。痛くないのか?
<<ロープウエイ
|
RICOH Caplio GX >>