2006-8-29 14:34:16
8月26−28日 ウランゴム→アルハンガイ(ツェツェルレグ)
カテゴリー:
モンゴル
これまでで最も時間のかかった移動だった。26日の午後4時(ウランゴムは時差1時間あり)に出発して到着が28日の午後11時過ぎ。所要54時間。本来ならさらに500kmほど離れたウランバートルまでの所要時間が48時間が相場だが、乗りあわせたミニバンは電気系統のトラブルで始動の度に押しがけ。さらにはヘッドライトがハイ・ロー共に切れてしまい、替えの電球が手に入った28日午後まで夜間走行が不能になった事が大幅な遅れを生んだ。加えて、28日の昼ごろ、燃料タンクを岩にヒットして軽油が漏れ始めて、その溶接修理。さらにはアルハンガイまであと7kmのところでガス欠。ドライバーが町までペットボトルを持って往復してくるのに2時間といった具合。トラブル続きで予想より24時間ほど遅れての到着となった。
定員が11人の所を17人乗っている上、悪路続き。さらに座っていたのが一番後ろの窓側で、嫌というほど頭を窓や屋根に、顔を前のシートにぶつけた。とにかく、ちょっと油断したり転寝するとひどいことになる。
ただ、時間はかかったものの、夜間走行できなかった分、疲労は少ない。26日の夜はライトが切れたのが草原の只中なので車中泊、27日はトソンツェンゲル村の食堂で雑魚寝なので、疲れがとれるわけではないが、夜通し悪路を走られるよりはマシ。
こんな道中ながら乗り合わせた乗客の雰囲気がよくてそれなりに楽しい移動でもあった。さらに要所で写真を撮るために停車してくれ、まるでツーリストバンに乗っているようなものだった。
自分以外の乗客は全てウランバートル行き。あの後順調に走行できたとしてさらに12時間。合計66時間程度かかることになる。モンゴルの移動はやはりたいへん。
→移動中の写真(ザブハン県)
→アルハンガイ写真集
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