2008-7-11 15:18:50
北海道 DAY-3.2 礼文
カテゴリー:
北海道
↑この度の礼文の印象を語るのに最も適当と思われる写真。
それでも午後1時の香深港はツアー客でごった返していたし、島内はツアーバスだらけ。「花の浮島」と呼ばれ海抜0mから高山植物が咲き乱れる島であり、そのシーズンがこの時期らしい。朝、雨の中で畳んだテントを再び雨の中で設営したくないので案内所で宿の空きなど尋ねてみたが「はぁ?予約なしですかぁ?」みたいな感じで... 何の予備知識もなしに来たので、こんなだとは知らずちょっとショックを受けた。YHなら空いているかもしれないが、ここのYHは有名な三バカYHの代表だし、ついてゆけそうにないので、やむを得ず島の北側の久種湖キャンプ場へ。
キャンプ場では利用料600円に2000円プラスしてバンガロー泊とする。こちらに7月1日からテントを張っている東大阪の方によると、とにかく天気が悪く、昆布漁の旗が揚がったのも7月始めの数日以降ないとか。つまりたまたま今日の天気が悪いのではなく、ずーっとこんならしい。
それでも午後4時ごろに薄日が差したので、急ぎスコトン岬へ。つかの間だけれど遠くに利尻岳も見えた。気を良くして金田岬の辺りに移動して沖合のアザラシを見ていたら、あっという間に海霧が押し寄せてきて視界30mの世界に。ほんの2時間ばかりの間であったが、これが島内で最後に見た晴れ間となった。