2005-5-13 09:23:41
カンボジア Sep.’97
カテゴリー:
東南アジア
昨日カンボジア・ベトナムのギャラリーをリニューアル。その際にこれまで眠っていたポジを大量にスキャン。なんか懐かしいな〜。すでに7年半も前だ。
この'97のカンボジアはいろいろ物騒だった。ちょうど仕事を辞めて東南アジアを5ヶ月旅行していたときのこと。最初は7月にカンボジアにゆく予定だったが、このときは政党間で武力衝突がおき、プノンペンで市街戦に発展。空港も閉鎖されていた。それで予定を大幅に変更してラオス、タイ北部、ミャンマーを回って9月。バンコクに戻ってここからベトナムに飛ぶ予定だったが、ちょうど宿で出会ったフランス人カップルが「今はもう大丈夫」というのを聞いてカンボジア行きに変更。陸路国境は閉鎖されていたため、空路でプノンペンへ。この状況で何かあったら、昨今のイラク・香田さんと似たケースになるところ。
結果、特に自身に問題はなく、アンコール遺跡もがら空きだったが、夜のプノンペンはとても危険で、泊まっていたキャピトール・ホテル前で待ち伏せ強盗が起こり、泊まり合わせた人が被害に遭っている。さらにベトナム航空の墜落事件。プノンペン空港で着陸に失敗したサイゴン発の飛行機から生還できたのは確か2人。墜落時、キリング・フィールドにいた自分は巨大なキノコ雲と西へ急行する軍や警察の車両を見て、クーデターかと思った。
写真はプノンペンと南部の港・シアヌーク・ビルを結ぶ鉄道。運転席の防弾板がモノモノしい。’94のクメール・ルージュ軍による列車強盗&外国人3名(イギリス・フランス・オーストラリア)の身代金目的誘拐殺害事件の舞台になったラインだ。列車の旅は好きだが、このときはバスで移動した。時間もバスの4時間ほどに対して、早朝発の夜着、週2便程度。
→カンボジア写真集
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