2005-12-25 23:26:22
国境越え。延々と停車したままの数時間…
カテゴリー:
カフカス(コーカサス)
翌7時30分。真っ暗な中、アゼルバイジャン側国境到着。国境警備兵に起こされ、パスポートを用意するようにいわれる。パスポートを集めていったあと、簡単な荷物チェック。そしてパスポート返却のあとしばらくして9時ごろ無事出発。
10分ほど走って今度はグルジア側の国境着。ここでまた同じ工程を経て、あとは出発するだけ…のはずが、なぜか時間は刻々と過ぎてゆき、隣の線路に続行してきた貨物列車(ほとんどオイルタンカー)が3本ばかり先発してゆくのを見送るだけ。車内から出ることはできず、また出れたとしてもこの国境の駅周辺にはなんの店もない。遠くに巨大な火力発電所とソ連風アパート群が見えるだけの殺風景なところ。午前中にトビリシ着と聞いていて、食べ物もそれほど用意してきていない。最後に残ったビスケットを食べたらもう何もない。その他トイレの問題もあり。停車中は鍵をかけてしまっていてゆけないのだ。走り出すまで我慢するしかなし。
結局、午後2時30分になって何の前触れもなく動きだした。外はまた雨が降り出している。3時過ぎトビリシ着。ほんの40分程度の距離を残して延々5時間も停車していたのか。
トビリシは小雨ながら、街は雪景色。朝方は雪だったらしい。バクーに比べるとかなり気温が低い。
<<トビリシ(ティビリシ/Tbilisi)
|
また雨(Baku) >>