2006-9-11 12:10:07
HYUNDAI GRACE (モンゴルで乗った車-1)
カテゴリー:
モンゴル
こちらのミニバンは韓国・現代自動車製で、モンゴルではロシア製のポルゴンとともに、とてもポピュラーな存在で、ウランバートル〜各地域への交通の主力。
3度乗った全てが2WDでディーゼル、4列シートで定員は10〜12名(だが大抵20人ほど乗せている。1列4-5人。さらに2列目を反転させて対座シートとし、運転席と2列目にできた隙間にも子供とかを詰め込むなどやりたい放題)のスペック。もとは三菱デリカのバンから発展した車両。
不整地を走るための車ではない上に積載オーバーでサスも沈み切っていて、道路状況が少し悪くなるとすぐに車端のバンパーや床下装備を地面にこすりつけることになる。オラーンゴム(ウランゴム)〜ツェツェルレグ間では燃料タンクを損傷して燃料漏れ。後ろ側バンパー脱落などの障害発生。それとは別に出発直後からバッテリー不良で押しがけ。初日夜間走行中にレギュレーターがいかれて過電圧でライト類全滅。以降ツェツェルレグまで修理できる場所もなく夜間走行不可。結局、到着に54時間を要す。正直、草原の道を行くときには避けたい車両か。
上記区間の他、ウランバートル→ハラホリン、ツェツェルレグ→ウランバートルで乗車。 合計約1,700kmで今回の移動で最も長く乗った車である。