2006-9-20 08:01:52
ゲル
カテゴリー:
モンゴル



中央アジアでは「ユルト」と呼ばれていたが、モンゴルでは「ゲル」(モンゴル語で家の意味)。
既製品として売られていて、2000000T(20万円)ほどで購入できる。従って内部の屋根棒に施されたカラーや模様はどこのゲルを見ても同じ。
内部はストーブをゲルの中心(天窓の真下)に置き、家具やベッド、それに仏壇(仏教徒の多いモンゴルではゲル内に仏壇を置いていることが多い)が円形の壁際に並ぶ。意外なところは電気のきていない草原のゲルにもテレビやラジオ、電灯類が普及している事。発電はソーラー・パネルかハンディタイプの風力発電器。発電した電気は車用バッテリーに蓄電して、ちびちび使っている。
モンゴルの西の方、バヤンウルギー辺りになるとカザフタイプのゲルが使われている。こちらは直径・高さ共、ひとまわりデカいのが特徴。また、カザフの人々は基本的にイスラム教なのでゲル内に仏壇はない。
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