なんとなくアジアブログ・流浪的魚

朝9時発のバスの乗りたくてバスターミナルへゆくが、ターミナルで待ち構えていたシェアタクシーに乗ることになった。
料金は200元。豪華バスだと140元。途中の湖なんかで写真を撮るためにストップしてもらう条件だから悪くないかな。
692ｋｍの旅。最初の1/3は高速道路で快適だが、そのあとが大変。予想外に道路の状態がひどい。でも並走して完成間じかの高速道があってｔｐころどころで無理やり侵入、障害物でまたもとの道に戻るの繰り返し。また、ところどころ地元の人がバリケードを張って、多分勝手に料金をとったりしている。
伊梨についたのは午後9時。9時といっても新疆時間で7時。夕暮れは10時ごろだ。

宿を決めて一息ついた後、外出。すでに雨が止んで西日が差している。
とりあえずちょっと散歩でバザールへ。
その道すがら、出会う顔ぶれが中央アジア的で、中国とは思えない雰囲気。そして人がとても親切。バザールまでの小一時間でひどく癒された。道を尋ねるにしても笑顔がまぶしい。ちょっと立ち寄ったシシケバブ（羊肉串）屋さんではWelcome to 新疆とかいって何と料金を受け取ってくれなかったよー。

→ウルムチ写真集

朝７時の北京空港。搭乗前の手荷物検査のところで割り込んできた女性とトラブル。まわりに人だかり。ここで日本人だとわかると何をされるかわかったものではないので、引き下がる。とてもみじめな一瞬。
8時発の海南航空便はいきなり機体にトラブルが起きたとかで蘭州に緊急着陸。そのまま４時間以上足止めを食った。
結局新疆には定刻から遅れること5時間。4時半ごろに到着。窓の外は何と雨！新疆で雨？この時期に雨が降るとは知らなかった。たいした雨ではないけれども...
ただ朝からいろいろあってとても疲れた。とりあえず宿にチェックインして街へ繰り出そう。

→新疆ウイグル族自治区写真集

今日は本当になにもしていない。いや、唯一ウルムチまでのチケットの手配は済ませた。（７月26日 8am発の海南航空で1500元）
とりあえず友人宅のノートパソコンに無理やり日本語をインストールして使っている。が、他に書くことがないので昼に撮りたてのピータン豆腐を貼ってゆく。

CA928便の飛行ルート。前回の北京行きでも窓から瀬戸大橋とかが見えて楽しかったので、今回も搭乗時に窓側を指定。今回は進行右手の窓側。
離陸は南向き。離陸後すぐに180度旋回して関空の西側を飛ぶ。関空を過ぎると左旋回して今度は神戸空港をかすた後、瀬戸内海を西へ。小豆島の上空で右旋回して岡山上空を北へ。残念ながら右側からだと瀬戸大橋は全くみえない。その後の中国山地上空からの景色はどこがどこだか定かでないが、日本海に抜ける前に右側遠くに大山を確認。窓の下は宍道湖。ちょうど出雲大社あたりで日本海上空へ。

ここで機内食。しかし、とても寂しい機内食で、ちょうどメインが置かれるはずのスペースがぽっかり空いたまま。もしかしてウチのトレイだけ忘れているのではと思ってあたりを見渡すと、隣のおじさんと目が合った。彼も同じ思いで周りを探っているようだ。

しばらくすると韓国上空。東から西へ横切って再び海へでる直前に眼下に大空港。仁川国際空港の真上だ。