2006-1-5 01:08:32
アラベルディ(Alaverdi) にて
カテゴリー:
カフカス(コーカサス)
アラベルディは世界文化遺産にリスティングされた2つの教会が有名な街だが、それよりも狭い峡谷の底にある中心部と切り立った崖の上のサナヒン地区に分かれていて、その間をロープウエイが結んでいるあたりの、地形的な特長が興味深い。もともとは銅鉱山の街として発展したが、峡谷の底には鉱山で働く人々の住む土地がなくなって、以後崖の上に住宅地を求めたようなところ。
街の規模はとても小さい。谷の東側は鉱山の施設群で、24時間絶えることなく煙を吐き出してる大きな煙突がこの街のシンボルだ。住人のほとんがこの鉱山の労働者。くだんのロープウエイも鉱山の労働シフト時間に合わせて動いたり止まったり。崖の上のサナヒン地区もほとんどが鉱山労働者の団地。
これがアラベルディの概要。
→アルメニア・アラベルディ写真集