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なんとなくアジアブログ・流浪的魚
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置いてけぼり
georgian Military Road

昨日サイトにUPした旅行記には書いていないけれど(長くなるので)、グルジア軍用道路をカズベキまで北上する途中、乗っていたマルシュルートカ(乗合バン)に置いてけぼりにされた。ちょうど旅行記のこのページの後の出来事。除雪作業による通行規制でゲート閉鎖中に、道路を少し行った先の集落 "KVEMO MLETA" まで暇つぶしに往復したのだが、戻る途中、ゲート方向から車がなだれを打ってやって来た。そう、運の悪い事にほんの10分ほどの間に規制解除となり、ゲートが開いたのだ。

とにかく、通過して行く車の中から自分の乗ってきたマルシュルートカを探す。ボンネットに保温カバー?をつけたフォードのバンだ。「通りかかったら合図して拾ってもらおう。」と思った。が、見つからない。ほとんど通り過ぎてしまったが、たぶん見落としはなかったはずだ。「自分がいないのでゲートの向こうで待ってくれているのかな?」

少々不安を感じつつ、とにかくゲートまでたどり着き、カーブの先に我がフォードのバンを発見。しかしなぜかUターンしている最中...そしてアレアレ?と見ているうちに来た道を引き返していってしまった。あわてて追いかけるも300mほど先の出来事で、どうしようもなし。

何が起こったのかワケがわからず気が動転。とにかくゲート脇の詰め所にいた警官に相談。相談といっても話は通じないので身振り手振り。状況から、「取り残された乗客」という判断はすぐにつけてくれたが、Uターンしていったというのがうまく伝わらない。さらに荷物がバンの中にあると説明したつもりが、なぜかUターンと絡めて「なるほど。荷物を持ち逃げされたってことか!」と納得したらしくて、話があらぬ方向に進んでしまいそうな気配。確かに断片的な情報から推測すれば、これはまさに持ち逃げ事件。しかし、他に乗客が大勢乗っている中で、持ち逃げして来た道を戻るなんてことはあり得ないが、そういった事を伝えるのは困難だ。

結局、デジカメに自分の乗ってきたマルシュルートカの写真を記録していたことで、一挙解決。画像を見せた警官は急に全て納得した様子で、携帯電話で連絡。どうやらドライバーと知り合いらしい…

その電話が終わる前に、こちらに向かってくるマルシュルートカが見えた。そして無事乗り込む事ができた。警官も乗客も笑っていたが、ドライバーはかなり不機嫌。なぜU
ターンしていったのかは分からず終いだが、たぶん行方不明の乗客を探しにいっていたのではないかと思う。どうせ探すなら反対方向を探して欲しかったが。

→旅行記・冬のグルジア軍用道路(通行規制中-1)
→旅行記・冬のグルジア軍用道路(通行規制中-2)
→旅行記・冬のグルジア軍用道路(通行規制中-3)
→旅行記・冬のグルジア軍用道路(通行規制中-4)
→旅行記・冬のグルジア軍用道路(クベモ・ベルタ)
→旅行記・冬のグルジア軍用道路(規制解除?)
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イスタンブール行きのバス
bus to istanbul

オルタジャラ・バスターミナルにて。ここはトビリシからトルコやアルメニアへ向かう国際バス乗り場で、トルコのメジャーなバス会社の車両が並ぶ。ここからイスタンブールまでは30時間以上かかる。トルコのバスはかなりレベルの高い仕様だが、それでも30時間乗り続けるのはかなり厳しそう。
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トビリシの宿
nasi Gvetadze

カメラ盗難の影響で合計9泊したトビリシでの滞在先は「Nasi Gvetadze's Homestay」。一泊$10でシャワーは別料金($2)。オーナーは Nasi という年金生活のおばあさん。英語はカタコトだがドイツ語は堪能(らしい。ドイツ語の先生だったとか)。わずかな年金と宿代が生活の糧なので少々吝いのと自室でテレビを大音響で見るところが難点。特にテレビに夢中になっているときに話かけると怖い。部屋はきれいで広いが暖房なし。立地は地下鉄「マルジャニシビリ」駅徒歩2分。中心街、鉄道駅双方から一駅目の下町。

他にも宿はあるので、途中で移ろうかとも思ったが、盗難にあった翌日からの宿代を半額にしてくれたりの親切もあって、カズベキの2泊を除くグルジアの夜はここで過ごした。

→グルジア・トビリシ写真集
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ハチャプリ(アチャルリ)
Khachapuri

グルジアを代表する(であろう)食べ物のひとつ。ハチャプリは平たく言うとチーズパン。種類もいろいろあって、パイ生地のや、ナン風のものもある。写真のタイプは一番ゴージャスで聞いた話では西部黒海沿岸部のハチャプリスタイルとか。注文したカフェではアチャルリと呼んでいた。

もう少し詳細に記述すると、厚さ2cmぐらいのパンの真ん中をくり抜いて、チーズフォンデュの器に見立てたもので、器の中はたっぷりチーズ。バターと卵黄が添えられている。これをかき混ぜて、周囲のパンをちぎってチーズにひたして食べる。テーブルにでてきた時はパンもチーズもやけどしそうなぐらいアツアツだ。ちなみに値段はトビリシのカフェで4Lari(約250円)。町中のパン屋で売っているパイ生地タイプのハチャプリの5倍のお値段。
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Hotel Iveria
Iveria hotel

ある意味、トビリシのシンボルだったHotel Iveria の現在の姿。最初はこの改築中の建物がそのホテルだとは気づかなかった。アブハジア問題で難民キャンプと化していたこのホテル、ベランダに洗濯物が無造作に干され、一部、ブルーシートやベニヤ板が壁面を覆った無惨な姿がweb上やガイドブックに掲載され、グルジア=いまだ不安定な国といったイメージを与えていたように思う。実際、1990年代前半のグルジアは現在のチェチェンのような内戦状態だったが、あれから10年以上経た今も、アブハジア問題とその難民問題は未解決のままだ。

トビリシ市内中心部の一等地にあって、イヤが上にも目立つ存在だった Hotel Iveria からの難民の追い出しは、同様に難民キャンプ化していた Hotel Adjara とともに一年前に行われたそうだ。理由は再開発と首都トビリシのイメージアップを狙っての施策といわれている。

→グルジア・トビリシ写真集
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