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なんとなくアジアブログ・流浪的魚
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ちょっとしたハプニング


この日はかなり調子がよいので、午後から郊外のシバーム・コーカバンへ。

バーブ・アル・イエメン→アル・ジャーマ→シャムランとミニバスに乗り継いで来たまでは順調だったが、ここから大勢の男たちが乗ったピックアップトラックの荷台に便乗させてもらったものの、10kmほどいった所にあった検問所で通過拒否にあう。取得しておいたパーミットを見せてもダメ。激高した同乗者たちが警官に詰め寄り一時は騒然とした雰囲気に。同乗してきた男たちからは「いいから降りるな」といわれ警官からは「降りろ」といわれ、しばし戸惑うばかり。結局、詰め寄る男たちに手を焼いて銃口を向けだすにあたり、おとなしく警官の指示に従って下車。しばらくは納得のゆかない同乗者たちが騒いでいたが、やがて手を振って去っていった。

落ち着いた所で警官が説明するところによると、タクシーでなら全然通ってよし。との事。すぐあとに来たタクシーを捕まえて、これでゆけという。つまりは外国人の誘拐事件が後を絶たない国ゆえ、念のため得体のしれない連中と一緒に通すことはできないらしい。しかし、時すでに午後2時半で、これから高い料金を払って目的地に着いても料金分の滞在時間もなく、タクシーは断ってもらって、反対側、サナア方面にゆく車を適当に捕まえてもらってミニバスの始発点のシャムランへと後戻り。

通過できなかったものの、ちょっとエキサイティングなシーンが見られ、それなりに満足。ただ残念なことにその場の写真を撮ることは、警官に制止され断念。

その後、シャムランにてミニバスに乗り一息ついたところで、またまた別の事件発生。それなりに乗客が埋まってさあ、出発しようかというときに、後ろから回り込んできて2−3人の乗客を拾った別のミニバスがいて、途端に10歳ちょっとの少年車掌が飛び降りて相手のバスに乗り込み運転手に猛抗議。こちらのバスの運転手は相手のバス前にでて行く手を遮ってしまって一触即発の事態に。そして突然少年車掌が相手方運転手に殴りかかり、その3倍のパンチと蹴りをいれられたのを見て双方の乗客を交えて乱闘騒ぎになってしまった。くだんの少年車掌は相手のバスを降りるなり、石を拾って車体を引っかきまわし、さらにはタイヤのバルブを突いて空気を抜き始めるは、小さいくせに、やることがえげつない。こちらのバスにも相手方のバスの乗客が乗り込んできて運転手につかみかかり、一時はどうなるのか、運転席の真後ろという特等席で息を潜めつつ成り行きをドキドキしながら見守った。

しかし、乱闘騒ぎといっても少年車掌の一撃を除いては大人同士の間ではギリギリのところで殴り合いには至らず。たぶん手を出したら最後、行き着くところまで死闘が繰り広げられることになるから興奮していても最後のところで自制が働いているみたい。最終的には勢いの強いあちらに譲って事件は収束。しかし、一人殴り、しこたま殴り返された少年車掌は終始不機嫌だった。このシーンについても写真を撮る勇気なし。撮っていたらたぶんタダでは済まなかったと思うが。ただちょうど乗り込んだときに撮った運転手と少年車掌、他一名の写真があるので掲載。このときは本当ににこやかでピースフルな雰囲気でいっぱいだったのだが、事件はこの3分後。人が変わったみたいに暴れるこの子にはタダタダ唖然とした。
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犠牲祭(イード)のはじまり


30日から祝日がはじまり、かなりの店が閉店して閑散としてしまったが、それとは別に正装した人々、特にめかしこんだ子供が街中を闊歩していて、昨日までとは違った雰囲気。特に女の子はドレスを着て、手にはヘナで花柄模様を描いてもらって上機嫌。

道端を歩いていると、家の門をノックしてまわっている子供たちを見かけたりする。門前で家主からお菓子やらお年玉?をもらって回っているようで、まるでハロウィンみたいなノリ。
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部屋の窓からの眺め


27日の午前中にオールドサナアパレスの601号室に移動。
ここの眺めに引かれてサナアを出る前に一泊して行こうと思ったわけだが、当分ここに連泊することになりそう。実は27日夕方から風邪で動けないのだ。

眺めの良さで6階の部屋にしたが、もちろんエレベーターはなく、食事とか、ちょっとした用事で下まで降りるのが今のコンディションではとても面倒。当然登りは泣きそうなぐらいきつい。また、これだけの部屋数があるにもかかわらず、28日の状況は3部屋埋まっているだけ。前の宿と比べると寂しい限り。

28日の午後3時過ぎ、目覚めるとかなり高熱。悪寒もひどく、宿のマネージャーにお願いして病院へ。とても簡単な診察を受けて(のどの奥を診ただけ。ちなみにそのとき使ったヘラはアイスクリームの木製バーに見えたが...)、信号もない大通りを渡って向かいの薬局で処方箋にある薬と注射器&抗生剤アンプルを購入して、再び病院に戻って注射という面倒臭さ。注射自体はさきほど診てくれたドクターはしてくれず、廊下をゆく他のドクターに声をかけているうちに、どこからか黒頭巾看護婦がやってきてお尻にプスり。いろいろあったがその効果は劇的。あっというまに熱が下がった。悪寒も落ち着いた。病院に支払いしていないがこれでよいのだろうか?薬局で買った薬代が約$13。

29日午前中。病院から戻って一晩経つが、まだ少し熱っぽく、体もだるいのでもう1日休養して様子をみるしかなさそう。本日金曜日で休日ながら、思ったよりも食べ物屋や売店はいつも通りに開いていて、明日以降しばらく続く犠牲祭の連休も問題なさそう。午前中1時間ほど出歩いて、疲れて宿に戻る。午後再び熱が上がるが、昨日のような高熱ではなく、動くのもさほど苦にならず。昨日のようになるようだったら、今度は検査が必要だと思っていたが、どうやらただの風邪で済みそうだ。ただ、この調子だと明日も移動はできないだろう。このままだと新年をここサナアで迎えることになるかもしれない。

と、ここで夕食ついでにネット屋に来ているのだが、歩いているうちに昨日と変わらない状況になってきた。寒いのでフリースの上に自宅→関空までしか着ることがなかったジャケットを着込んでいるが、周りの人を見ると旅行者や子供は半そでで気持ちよさげ。まずいなー。寒気というよりなんか痺れているような気もする。歩くのがひどくつらい。

とりあえず、ネット屋で腰を落ち着けていると、ちょっと回復。でもこれはかなり変だ。明日、可能ならこのあと、もう一度医者に診てもらおうと思う。
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サナアの空気は排ガスまみれ
sanaa


車が予想外に多く排ガスが結構きつい。鼻の穴もちょっと外出しただけで真っ黒。今のところサナアで唯一ガッカリしたポイント。
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パーミット取得
sanaa

イエメンではサナアとその周辺の地域を除いて一応パーミット(許可証)が必要ということで午後から取得に動く。ガイドブックに載っている取得場所はタハリール広場から西へ数キロ行ったところで、写真撮りがてら、てくてく歩いてゆくが、それらしきは見当たらず。あれこれ人に尋ねながら付近をうろついて、挙句に通りがかった警官いわく、「この辺ではないよ」。
指し示された方向は市街北部。正直もう宿に帰ってベッドに倒れこみたいぐらいの疲労感を感じつつ、それでもその警官のエスコートでバス乗り場まで
1.5キロほど歩き、そこからダッバーブ(乗合ミニバン)で15分。アル・ハサバマーケット南の政府観光局へ。

パーミットの申請自体は簡単だが、行きたい場所を書いたリスト(といっても向こうでくれたコピーの裏紙。それも、誰か他人が申請時に置いていったパスポートのヴィザページのコピーの裏紙だ)を見て、ここはダメ、ここも
ダメとふるい落とされ、意気消沈。北部のサアダやシャハラ、サナアから東へ行ったマーリブなどはもともと治安の面で無理だろうとは聞いていたが、その他にもスーラ、ハッジャ、東部のタリムなどもダメ。アラビア海沿岸の
ムカッラについてもムカッラ→セイユーンはOKだがその反対の経路はダメとか言うことが細かい。さらにいうと、最初は紅海沿いのホデイダや南部のタイズなど何の問題もないはずの街へもツアーで行けというので困惑。なぜかと問えばバスがないからだとか。なぜないのかと聞くとイエメンでまもなく連休に入り、その前はバスはすでに満杯だし、連休中はバスは走っていないとか。「じゃ、連休明けにゆく」というとそれならノープロブレムとなったが、果たしてバスがないとかの情報の真偽はいかに?一応政府観光局がいうからには無いと思ったほうがよいのか。その場合、他の交通機関、例えば乗合タクシーがどうなのかは現時点では不明。

彼らの言うバスの運行がない期間とは12月30−1月2日らしいが、旅行期間のど真ん中に移動できない日が入るととても厳しい。なければないでヒッチとかしてもいいかと思っているが、とにかく実際はどうなるんだろうか...

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