なんとなくアジアブログ・流浪的魚

昨夜遅くまで訂正作業に追われたが、本日の出発は午後2時なのでのんびりやってこれた。よく考えたら前回の北京行ではこの時間にはすでに北京市内へゆくバスの中にいたはず。
正午過ぎの関空はガラ空きながら、声の大きな中国人グループが目立つ。時に免税品店は彼らに占拠されている状態だ。
とりあえず恒例でタバコを購入。2カートンでチープな時計がもらえるキャンペーン中ということで、２カートン。重さはともかくちょっとかさばる。

搭乗まであと30分。本日はとりあえず北京までＣＡ928。肝心の新疆方面へは27日ごろに着く予定。

このニュースはちょっと古くて5月16日付けで配信されていたイランの国民車、ペイカンの生産終了のニュース。5月15日に最後の車が生産ラインを離れている。
ペイカンは1600ccで、その原形はイギリス車のヒルマン・ハンター。生産開始は1967年。今日に至るまでほとんど同じデザインで生産されてきた車だ。

最近ちょっと作業が詰まっていてサイトをいじる暇がとれないでいる。それでもギャラリーのイランをリニューアル。実は6月半ばにはほとんど作業を終えていたんだけど。
イランといえば、最近のニュースは新大統領の件だが、その他のイラン発ミニトピックスも案外目にすることが多い。

先日イスファハン（エスファハン）のトピックスを読んだばかり。7/8読売新聞朝刊国際面に「世界遺産近くに高層ビル---政府「景観守れ」市は建設強行」とあった。
記事を要約すると、世界遺産「イマーム（エマール）広場」近くに建設中の高層ビル（高層といっても12階建て・58m）をめぐる対立で、裁判所から「景観を損なう」として24ｍ以上の部分を取り壊すよう命令がでているが、市当局は判決を受け入れない方向らしい。
市当局の言い分としては「いったんは政府も一緒になって計画を進めながら、途中で反対するのはおかしい（建設決定は市だけでなく政府の代表も含めた委員会が決定し、着工時には当時の大統領、ラフサンジャニ氏も出席している）」ということだ。いったん決まった計画が問題になったのは広場周辺が「保護地域」に指定されたことを受けて文化遺産観光庁が異議を唱えたことからここに至った模様。現在ユネスコも事態打開に向けて活動しているという。

ここに掲載した写真は2003年のものだからまだ何も見えないが、現在は噴水の向こう側のアリーガープー宮殿右側にニョキっとビルが顔をだすような景観になっている。新聞に掲載されていた写真からは、それなりに距離が離れていて、それほど目立たないとも思えるが、これは人によって感じ方が違うだろう。

私が住んでいる京都でも同じような話が繰り返し伝えられてきた。庭園の向こうにマンションが突き出すような計画が持ち上がると、必ず問題となる。イスファハンはこの問題をどう裁くことになるだろう？イマーム広場はイスファハンの、というよりイランのシンボル。当地をちょっと見た限りだが文化財保護には努力の後が伺える。それだけに今回の計画をゴリ押しするとは思えないが、最終的には意地の問題か。

→イスファハン写真集

先月の北京旅行でYHカードを現地で作ったので、それを活用してYH泊。お寺の玄関を入ってすぐの居間に四六時中鎮座する彼に向かって、つい挨拶してしまう宿泊客が多い（と思う。）

高山のしょうゆ味のみたらし団子。確認した限りで1串50-70円。どちらかといえば甘いみたらしの方が断然好き。だが、買ったその場で火で炙ってくれるので、熱い団子が味わえるのが○