2005-12-27 23:50:13
カメラ強奪される -2
カテゴリー:
カフカス(コーカサス)
カメラを強奪されたあと、警察署にゆくも言葉通じず。片言話せる女性警官はいるが心もとない。とにかく彼女を含めて3人の警官と車で町へ。まず現場で身振り手振り説明したあと、町中を巡回。ここでそれらしき人物を拘束。私は彼だ!と思ったわけだが。。。
警察署で尋問。彼に間違いないかといわれて、90%間違いない。と答えると、それでは我々が困るから100%イエスかノーかで答えろという。そういわれると、ちょっとヒゲが薄いような気がしてやはり90%イエスとしかいえないなどと答えているうちに、英語の堪能な刑事が登場。最初から彼ならスムーズに話が進んだのにと思ったが、実際に話してみると、もし彼でなかった場合は責任をとってもらうとか、もしこのケースを事件として継続してゆく場合、ずーっとグルジアに留まってもらうか、呼び出しがあったら、日本から来てもらうことになる等など、脅し文句にしか聞こえない。最終的に盗難届けを旅行保険用に作成するからそれで、納得しなさい。ということになったが、こちらにはカメラを盗られたという書類を渡すがこちらに残す書類にはカメラを置き忘れてしまい、戻ったらなくなっていたということにしろ。といわれて立ち往生。
そんなときにまた新たな人物が登場。たぶん署長らしい。英語が非常に堪能。まず切り出しから「もし、自分が中国や日本で同じ目にあって、犯人の顔をしっかり認識できるかというと、たぶん無理だ。なぜなら、私にとってアジア系の顔はどれも同じに見えるから。あなたも同じだろうね」 救われる思い。そう、現在拘束中の彼の顔は、実はこちらでは一日に10回以上あちこちで出会う顔なのだ。正直、判別できるかどうか自信なくなってきていた。警察が調べた限りでは、彼はそういうことをする人物ではなさそうという。とにかく、彼は解放され、警察としては、とにかく捜査するという。さっきまで事件を闇に葬ろうとしていた刑事も、もはや何もいわない。そして夜10時過ぎ、警察の車でトビリシの宿まで送られて、長い一日が終わった。
警察署で尋問。彼に間違いないかといわれて、90%間違いない。と答えると、それでは我々が困るから100%イエスかノーかで答えろという。そういわれると、ちょっとヒゲが薄いような気がしてやはり90%イエスとしかいえないなどと答えているうちに、英語の堪能な刑事が登場。最初から彼ならスムーズに話が進んだのにと思ったが、実際に話してみると、もし彼でなかった場合は責任をとってもらうとか、もしこのケースを事件として継続してゆく場合、ずーっとグルジアに留まってもらうか、呼び出しがあったら、日本から来てもらうことになる等など、脅し文句にしか聞こえない。最終的に盗難届けを旅行保険用に作成するからそれで、納得しなさい。ということになったが、こちらにはカメラを盗られたという書類を渡すがこちらに残す書類にはカメラを置き忘れてしまい、戻ったらなくなっていたということにしろ。といわれて立ち往生。
そんなときにまた新たな人物が登場。たぶん署長らしい。英語が非常に堪能。まず切り出しから「もし、自分が中国や日本で同じ目にあって、犯人の顔をしっかり認識できるかというと、たぶん無理だ。なぜなら、私にとってアジア系の顔はどれも同じに見えるから。あなたも同じだろうね」 救われる思い。そう、現在拘束中の彼の顔は、実はこちらでは一日に10回以上あちこちで出会う顔なのだ。正直、判別できるかどうか自信なくなってきていた。警察が調べた限りでは、彼はそういうことをする人物ではなさそうという。とにかく、彼は解放され、警察としては、とにかく捜査するという。さっきまで事件を闇に葬ろうとしていた刑事も、もはや何もいわない。そして夜10時過ぎ、警察の車でトビリシの宿まで送られて、長い一日が終わった。